日産自動車、家族旅行で「アドベンチャーツーリズム」を提案、ゲーム感覚でアクティビティ体験

日産自動車が、家族版アドベンチャーツーリズムの開拓に乗り出す。日本アドベンチャーツーリズム協議会(JATO)が協力し、2024年11月13日から「NISSAN SERENA presents WONDER HUNTER」プロジェクトを全国で開始した。子どもの外遊び離れに着目。人気ミニバン「セレナ」の魅力訴求も組み合わせながら、ファミリー層をターゲットとしたアドベンチャーツーリズム(AT)開拓を図る。

「WONDER HUNTER」プロジェクトでは、「岩のぼり」「森あるき」「火おこし」など17種類のスキルを設定。「福島県 凍った檜原湖の氷上を歩く冬の絶景体験」「北海道カナディアンカヌー体験汐泊川探検ツアー」といった全国28カ所でのアドベンチャーツーリズム体験を家族向けに展開する。

たとえば、「氷あるき」は福島県にある檜原湖の氷上を歩いたり、ワカサギ釣りをしたりする内容で、集中力やバランス感覚の向上を図る。日本各地をフィールドに家族でロングドライブしながらさまざまなアクティビティに挑戦し、その土地の自然に触れてもらうなかで、自己変革や成長をうながすねらいがある。また、スキルを集めていくデジタル体験も用意することで、ゲームのような世界観のなかで挑戦、成長できる機会を提供する。子どもだけでなく、親である大人も知らなかったようなワクワクできる体験だという。

体験フローは、特設サイトにアクセスして「火おこし」などのスキルを選んだうえで、対象の目的地までドライブ。自然や文化、食に触れながらスキルをゲットし、「マスターハンター」といった称号を得られる仕組みだ。移動やアクティビティ参加にかかる費用は参加者の負担となる。現在の開催エリアは全国28カ所、25道府県。今後、春夏に向けて2025年3月ごろに一部アップデートを予定している。

ゲーム感覚でもATを楽しめる仕掛けを用意:報道資料より

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