スペイン、外国人旅行者が過去最多の9400万人に、季節と、定番以外の地域への分散化が後押し、文化観光やグルメ旅も増加

2024年にスペインを訪れた外国人旅行者は、コロナ前の2019年の記録を更新し、過去最多の9400万人となった。2023年比では10%の増加。スペイン観光省によると、夏季以外、およびバルセロナ、地中海、カナリア諸島以外の内陸部への旅行者の増加が後押しになったという。

また、欧州市場だけでなく、南米、米国、アジアからの旅行者も増加した。

同時に外国人旅行者の消費額も増加。前年比16%増の1260億ユーロ(約20.2兆円)に達した。観光産業はスペイン国内総生産の12.3%を占めている。

スペインではビーチが最も人気のある旅行先だが、観光省によると、2024年は文化観光を目的とした旅行者が前年比32%増加。また、グルメを目的とした旅行者は2019年比で28%増加したとという。

※ユーロ円換算は1ユーロ160円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、AP通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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