国内旅行の業況感は弱含み、4月~6月は大幅に改善見込む-JATA調査

日本旅行業協会(JATA)の旅行市場動向調査(2013年3月期)によると、1月~3月の国内旅行全般の業況感は-16となり、2012年12月期よりも9ポイント下落となった。ただし、前回の見通しよりは2ポイント上昇。大幅な改善とならない理由について、1月~3月に旅行需要喚起の大きい要素がないことを理由とする意見があった。

3カ月後(4月~6月)の見通しは東京ディズニーリゾート(TDR)の30周年や伊勢神宮の式年遷宮のイベントがあることから、需要増加を見込み-5に上昇。方面別では北海道が13ポイント増、東北が12ポイント増と大きく回復するのをあわせ、14方面で改善する見通しだ。

客層別では、団体旅行は職場旅行が-31となり、2ケタ増と大幅に回復。個人旅行ではシニアが唯一6とプラスで推移。ファミリー、OLも上昇しているが、それぞれ3ポイント増と緩やかな回復傾向との予想が多い。

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