【図解】訪日外国人数、2024年9月は287万人、年間のインバウンド数はコロナ前超えがほぼ確実か -日本政府観光局(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2024年9月の訪日外国人旅行者数(推計値)は2019年比26.4%増の287万2200人だった。1~9月の累計では2019年比10.1%増の約2688万人となり、2023年年間の訪日外客数約2507万人を超えた。2019年の年間客数は約3188万人で、その差は約500万人。2024年は年間の訪日客数がコロナ前の上回る可能性が高い。

地域別では、韓国が65万6700人(2019年比126.3%増)で、中国と僅差で1位に戻った。次いで、中国が65万2300人(同20.4%減)、台湾が47万600人(同25.1%増)、米国が19万1900人(同50.9%増)、香港が17万200人(同9.2%増)。

JNTOによると、23市場のうち18市場で9月の過去最高を記録。これらの国地域のほか、2023年比で倍増した中国などの増加が全体を押し上げた。

航空データOAG社のデータによると、2024年9月に国内主要空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)に到着した国際線は、便数が2019年比4.3%減の2万458便(915便減)、座席数は同3.6%減の476万5651席(17万8382便減)となり、前月よりも減少幅を縮小した。

空港別では前月までと変わらず、羽田空港(便数32.4%増の4635便、座席数27.0%増の114万9687席)と福岡空港(便数19.0%増の1895便、座席24.4%増の40万1835席)が突出。2019年比の伸び率が、前月の数値をさらに上回る勢いで上昇している。

その他の主要空港は依然として2019年比を下回っているが、関西国際空港は便数が7.4%減の5432便、席数が5.4%減の121万9596便まで回復してきている。

訪日外国人数の月次推移と市場別の数値は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

JNTO資料(対2019年比)より

JNTO資料(対2023年比)より

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