JAL/日本航空、2012年度内際とも旅客増-中国線は苦戦

JAL/日本航空（JL）が2013年4月17日に発表したJALグループマンスリーレポート2013年3月によると、2012年度の国際線の輸送実績は旅客数が前年度比9.9％増の計752万5038人となった。有効座席キロ（ASK）は4.0％増、有償旅客キロ（RPK）は12.3％増となり、利用率は2011年度の70.4% を大きく上回る76.1％となった。
方面別では、中国線(4.4%減、111万6295人)を除きすべての路線で旅客数が増加。特に東南アジア線は前年度比20.6%増の283万6860人と大きく伸びた。利用率でも中国線(4ポイント減、62.1%)以外で前年度を上回り、特に太平洋線は80.1%と高い数字を残した。

2012年度の国内線の輸送実績は旅客数が前年度比3.6％増の計3002万440人となった。有効座席キロ（ASK）は2.6％増、有償旅客キロ（RPK）は3.4％増となり、利用率は2011年度の62.7% を上回る63.1％となった。