JTBと電通、地域の観光リーダーの育成プログラムを開発

ジェイティービー（JTB）は電通と共同で、地域活性化を担う「観光リーダー」を育成するプログラム「地域観光マーケティングスクール」を開発し、販売を開始した。対象は、着地型の観光振興を始めようとする地域や、すでに着手しているが流通や販売に課題がある地域に設定。企業マーケティング手法を得意とする電通と連携することで、地域の観光資源の掘り起こしから高付加価値化、継続的な集客のノウハウを伝え、観光を基軸とした地域活性化につなげる。

ジェイティービーでは地域観光マーケティングスクールを、DMC(デスティネーション・マネジメント・カンパニー)戦略の一環として取り組む。プログラムで開発した着地型旅行商品は、ジェイティービーのホームページなどで発信・販売も可能とし、地域の交流人口拡大をフォローアップする。まず2013年度は10地域での導入を目標とし、最終的には47都道府県に広げる方針だ。