訪日旅行を専門とするJTBグローバルマーケティング&トラベルは、世界文化遺産への登録が決定した富士山関連のツアーを拡充することを発表した。現在、同社では6つのコースを設定しているが、これを合計25コースに増強し、2013年7月下旬から順次設定し7月4日から発売を予定している。コースは新しいコンセプトとして、富士山周辺のウォーキング、サイクリング、道者体験プログラムなど外国人旅行者の需要にこたえるラインナップを用意。これによって、7から12月で合計1万5000名の集客を目指す。
同社によると、現行の「サンライズツアー」で富士・箱根をめぐる1日ツアーは、常に参加人数TOP3にランクされる人気のツアー。参加者の国籍は、全世界にわたり、1ヶ月の販売人数が4000名を超えることもあるという。同社は、世界文化遺産登録を契機に、さらに集客を増やしたい考えだ。