東南アジアの訪日ビザ免除・緩和、7月1日に開始

外務省は、訪日外国人が日本入国の際に取得しなければいけないビザ(査証)の要件緩和を2013年7月1日から実施することを発表した。2013年が日・ASEAN友好協力40周年であることを契機として実施される。

対象の5か国のうちタイとマレーシアは短期滞在者はビザ免除となる。ベトナム、フィリピンは数次ビザの発給を開始し、最大3年の有効期間内は複数回の入国が可能となる。インドネシアについては短期滞在数次ビザの従来の15日だった滞在期間を最長30日まで延長した。

今回の訪日ビザの要件緩和は、2013年6月11日に首相官邸で行われた閣議で決定。観光立国実現に向けた行動計画の一環で、このほか「日本ブランドの発信」、「外国人旅行者の受け入れ改善」、「MICE誘致体制の構築」が盛り込まれている。

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