クラブツーリズム、宇宙旅行事業を本格稼働、専門旅行会社を設立

クラブツーリズムは2014年1月6日、民間宇宙旅行を扱う専門旅行会社、株式会社クラブツーリズム・スペースツアーズを、同社の完全子会社として設立した。代表取締役社長にはクラブツーリズム宇宙旅行部長の浅川恵司氏が就任。第3種旅行業登録を申請する予定だ。

クラブツーリズムでは2001年に「宇宙旅行倶楽部」を発足。2005年に英国ヴァージングループの宇宙旅行会社・ヴァージンギャラクティック社の公式代理店として、日本国内の独占販売を担うなど早期から宇宙旅行分野に力を入れてきた。そしてこのほど、2014年末の開始が見込まれる商業運航を前に、専門会社の設立を決定。ヴァージンギャラクティック社の公式代理店業務を引き継ぎ、宇宙旅行専門の事業展開を本格稼働する。

ヴァージンギャラクティック社の取扱宇宙旅行客数は、運航開始後10年間で累計3万人と予測しており、そのうち日本からの参加を約900人と想定。参加料金は1人25万米ドル(約2500万円)で、現在世界で約600人、うち日本人18人が予約している。クラブツーリズムでは宇宙観光という新たな事業分野の誕生とし、成長を見込める新市場の事業展開と位置付けている。


【株式会社クラブツーリズム・スペースツアーズ 概要】

  • 商号:株式会社クラブツーリズム・スペースツアーズ
  • 所在地:東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング
  • 代表取締役社長:浅川恵司氏(現クラブツーリズム 宇宙旅行部長)
  • 資本金:2500万円
  • 株主:クラブツーリズム100%
  • 主な事業目的:宇宙旅行の販売と関連旅行の手配および関連事業

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