エミレーツ航空、サッカーの伝説的プレイヤー、ペレ氏を国際親善大使に任命

エミレーツ航空(EK)は、今夏開催予定の2014FIFAワールドカップ・ブラジル大会に伴い、サッカー界の伝説的プレイヤーのペレ氏を同社の国際親善大使として迎えることを発表した。ペレ氏は今後数カ月間にわたり、エミレーツ航空と共に様々なプロジェクトにおいて協力し、スポーツの後援と航空事業を通じて、FIFAワールドカップを盛り上げていく。
同社は、2006年のドイツ大会時ではフランツ・ベッケンバウワー氏と協力。国際親善大使と共にワールドカップを支援するのは今回で2回目のこと。同社は、ドバイからリオデジャネイロおよびサンパウロに毎日就航しており、1ヶ月間のワールドカップ開催期間中に、18,000人以上の乗客を運ぶことを見込んでいる。
エミレーツは、2006年以降FIFA公式パートナーを務め、FIFA女子ワールドカップ、FIFA U-20およびU-17ワールドカップ、2014年ブラジル大会を含むFIFAワールドカップを支援。また、2013年にはペレ氏が名誉会長を務める北米サッカーリーグ、ニューヨーク・コスモスのスポンサーを務めることで、米国サッカー界に初めて進出している。

ブラジルサッカーの王様として知られるペレ氏は、国際大会およびクラブチームでの活躍にて華々しい経歴を飾り、3回のワールドカップ(1958年、1962年、1970年)での優勝経験を持つ唯一の選手。現役時代だけでなく引退後も称賛を受け続け、1961年にはブラジル大統領から人間国宝に認定されるほか、ギネス世界記録に最多得点記録が認められ、2000年にはFIFAの20世紀最優秀選手に選出された。また、生涯を通じた実績が認められ、FIFA名誉バロンドールを受賞している。

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