HIS、積立有給休暇制度を導入、失効した分を積み立て後日利用、上限30日

エイチ・アイ・エス(HIS)は、従業員の働きがい向上を目指して、ワークバランスの充実と多様な働き方の推進を目的に、3つの休暇制度を導入する。

まず、2025年5月1日から正社員・契約社員・パート・アルバイトを対象に積立有給休暇制度を導入。有効期限は3年で、年間積立日数上限は10日(総積立日数上限:30日)。

2年で失効する法定の有給休暇を使用しなかった際、失効した休暇を積み立てておき、後日まとめて利用することが可能。使用事由は本人の健康に制限されるものの、病気やケガなど予期せぬ休暇が必要な際に利用することができる。また、会社としても従業員のライフキャリアデザインを支援するために、不妊治療による通院も適用を可能とした。

次に、2025年4月1日からシフト勤務で働く正社員・契約社員を対象に時間単位で有休を取ることができる時間単位年次有給休暇制度を導入する。日数の上限は5日。

このほか、年次有給休暇とは別に、有休での永年勤続特別休暇を付与。コロナ禍により2020年4月から中断していたが、今年から制度を再導入する。コロナ禍により休止となった期間中、対象の勤続年数を迎え、制度を利用できなかった従業員に対して、今年の付与対象とする。付与日数は、勤続10年が5日、20年が10日、30年が10日、定年が10日。有効期限は2年。 

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