全日空、12月実績は内際線とも旅客増、ヨーロッパは2桁減

ANA(NH)は、2013年12月の旅客輸送実績を発表した。それによると、国際線の旅客は前年比3.2%増の52万6604人。有効座席キロ3,621,589千座席キロ(前年比8.0%増)に対し、有効旅客キロは2,614,053千人キロ(同5.7%増)となり、需要の伸び率は供給の伸び率を下回った。利用率は72.2%となり、前月の73.8%を若干下回った。

方面別の実績を見ると、北米/ホノルル方面が同11.9%増の12万5605人と好調。中国線を含むアジア方面も同2.9%増の35万5010人とと前年実績を上回ったものの、ヨーロッパ方面は同12.9%%減の4万5989人と前年実績を大きく下回った。利用率は、北米方面で74.5%、アジア方面で70.1%、ヨーロッパ方面で71.7%。

国内線の旅客数は同5.2%増の321万6371人となり、11月に引き続き前年比増。有効座席キロ4,756,008千座席キロ(同2.6%増)に対し、有効旅客キロは2,846,547千人キロ(同4.9%増)。利用率は59.9%となり、2013年7月以来の50%台に落ち込んだ2

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