日本旅行は2014年上期の海外パッケージツアー「マッハ」、「ベストツアー」で、企画提案型商品と高品質商品群を増強し、特に最上位ブランドのマッハを強化する。
従来に引き続き、熟年・シニア層と女性層を重点顧客層とし、両客層へ訴求する専用商品を拡充。例えば、熟年・シニア向けのテーマを深掘りした特別企画コースを設定するほか、クルーズでは「ラグジュアリクルーズ」を新たに設定。さらに、読者モデルが提案する宝島社発行の「Steady.×日本旅行」など女子旅向けのタイアップ企画も開始する。
方面別では、ヨーロッパ、アジア、アメリカを3大重点方面として展開する。このうちヨーロッパでは、イタリアキャンペーンのほか羽田発商品などラインナップを拡充。ベストセラーの「大好き」シリーズでは、ビジネスクラスやプレミアムエコノミーの早割を新設して早期受注を強化し、ゆとりの旅を提供する。
また、販売施策では、インターネット販売を強化する。ウェブ専用商品「Webコレクションシリーズ」では、定期販売号の発信を隔週から毎週に頻度を上げ、ラインナップを拡大。さらに、ウェビナーによるオンライン旅行説明会も開始し、近隣に旅行店舗がない市場へのアプローチも強化する。
以上の取組みにより、2014年上半期は全方面で前年比4%増となる15万2000人の取扱を目指す。