JTB、スポーツイベントのエントリーサイトを多言語化、訪日客100万人を目標

JTB西日本は2014年4月から、運営する各種スポーツイベントのエントリー代行サイト「JTBスポーツステーション」で英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)の表示を開始する。スポーツエントリーサイトで、同4言語が利用できるのはこれが初めて。

JTBスポーツステーションは2010年4月27日に運営を開始し、2014年1月20日現在で会員登録者数は約14万人、年間のページビューは約800万に増加した。今後はアジアの「スポーツ大交流時代」を見据えて多言語化し、国内外の大型スポーツイベントのエントリー代行を目指す。アジアでは健康志向の高まりを受けて各国マラソン大会やサイクリング大会の参加者が増加しており、2013年11月の下関海響マラソンでは、100名以上の韓国人ランナーとその家族が来日したという。

この状況の中、JTBスポーツステーションを多言語化することで、スポーツ観光による訪日誘客の促進のほか、海外のスポーツイベントとの姉妹提携によるランナー等の相互交流の実現、アジア各国の旅行博でのBtoCプロモーション、スポーツを通した開催都市の魅力の発信などの効果を期待。2020年にJTBスポーツステーションでの外国人エントリー取扱人数は、延べ100万人を目標としている。

なお、JTBではグループ全体としてスポーツイベントへの取り組みを強化しており、2013年12月にはグループ本社内にスポーツビジネス推進室を設置。2014年2月に各地域事業会社に100名規模のスポーツビジネス推進担当を配置する決定をしていた。


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