全日空(NH)は、2014年1月の旅客輸送実績を発表した。それによると、国際線の旅客は前年比8.3%増の55万1598人と好調に推移。有効座席キロ3,614,747千座席キロ(前年比7.2%増)に対し、有効旅客キロは2,728,760千人キロ(同11.1%増)となり、需要の伸び率が供給の伸び率を上回った。利用率は75.5%となり、前月の72.2%を上回った。
方面別の実績を見ると、北米/ホノルル方面が同18.6%増の13万7938人と好調。中国線を含むアジア方面も同7.2%増の36万8154人と前年実績を上回ったものの、ヨーロッパ方面は同8.0%減の4万5506人と前年実績を大きく下回った。利用率は、北米方面で81.2%、アジア方面で71.2%、ヨーロッパ方面で71.9%。
国内線の旅客数は同8.5%増の302万7127人となり、前月に引き続き前年比増。有効座席キロ4,741,259千座席キロ(同5.5%増)に対し、有効旅客キロは2,707,547千人キロ(同8.4%増)。利用率は57.1%となり、前月に引き続き50%台に終わった。