日本航空(JL)は、2014年1月の旅客輸送実績を発表した。それによると、国際線の旅客は前年比4.6%増の64万8203人。有効座席キロ3,939,589千座席キロ(前年比1.9%増)に対し、有効旅客キロは2,926,202千人キロ(同4.1%増)。利用率は74.3%となり、前月の73.0%よりも若干改善された。
各路線の実績を見ると、中国線が前月に引き続き前年実績を上回り、同26.4%増の10万4484人となった一方で、韓国線は同12.5%減の6万7883人となり、回復の兆しが見えてこない。太平洋線は好調で同6.1%増の15万660人。欧州線は、前月の前年割れから、同6.6%増の5万3492人に回復。東南アジア線とグアム線も前年を上回り、それぞれ同1.3%増の24万3733人、同3.2%増の1万4374人となった。オセアニア線は同0.3%減の1万3458人と微減となった。
利用率を見ると、グアム線(83.9%)とオセアニア線(82.2%)と80%超え。太平洋線(79.1%)、欧州線(71.9%)、東南アジア線(71.6%)、韓国線(72.5%)が70%台。中国線は63.6%で、前月の60.6%を上回った。
国内線の旅客数は同8.2%増の239万0977人となり、伸び率は今年度で最も高い結果を残した。有効座席キロ3,054,048千座席キロ(同3.2%増)に対し、有効旅客キロは1,835,887千人キロ(同7.6 %増)。利用率は60.1%だった。