プレミアム・アウトレット、多言語版スマホサイト開設で訪日外国人向けサービスを強化

プレミアム・アウトレットは、2014年4月1日から多言語スマートフォンサイトのオープンする。また、コールセンター経由で各国語での通訳サービスを提供する店舗を増やすほか、店舗スタッフ向けの英語での接客研修を実施。同社によるとアウトレットを訪れる訪日外国人旅行客は近年急増しており、2014 年3 月の羽田空港の国際線増便で、さらなる増加が見込めるため受け入れ環境の整備・充実を図るものだという。

新規で開設される多言語サイトは英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語で展開し、同時にスマートフォンにも対応するもの。現在、国内で展開しているプレミアムアウトレット9施設を対象とするサイトで、既に導入しているWi-Fiサービスと合わせ、旅行中の情報収集源としてのインターネット(スマートフォン)の利用に応える。

また、コールセンター経由による各国語での通訳サービスを提供を、既に導入している御殿場センターのほか、りんくう、酒々井、鳥栖で新規に導入する。期間は御殿場で2014年4月1日(火)~9月30日(火)、りんくう・酒々井・鳥栖で2014年4月1日(火)~6月30日(月)の予定。対応言語は、 英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語(御殿場、酒々井)。


プレミアム・アウトレットでは、現在、日本国内では、9箇所のプレミアム・アウトレットを運営しており、海外からの団体旅行者に人気のゴールデンルート沿いには、世界文化遺産に登録された富士山を望む「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県)、関西国際空港の対岸に位置する「りんくうプレミアム・アウトレット」(大阪府)、成田国際空港に近接する「酒々井プレミアム・アウトレット」(千葉県)の3 箇所の拠点がある。アジアの主要都市からも近い九州の「鳥栖プレミアム・アウトレット」(佐賀県)を含めた4施設を中心に、プレミアム・アウトレット全体で、2013年1月~12月には年間約36万人(前年同期比約1.6 倍)の海外からの団体旅行者が来場(個人旅行者は除く)。特に2013 年以降、東南アジアからの旅行客が急増しており、タイからは約9万2千人(前年同期比約1.7 倍)と国別での来場が最も多く、インドネシアからも約3万人(前年同期比約2.1 倍)がプレミアム・アウトレットに来場したという。

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