日本政府観光局(JNTO)によると、2014年6月の訪日外国人の人数(訪日外客数:推計値)は、前年比17.3%増の105万7000人となった。2014年1月から6月までの累計では、前年同期比で26.4%増の626万人で過去最高のペースだ(推移の図表は下段に掲載)。
6月は訪日旅行のオフシーズン。JNTOは、航空会社・旅行会社との共同広告や旅行商品造成の支援など各市場で展開してきた訪日旅行プロモーションが100万人突破につながったとしている。市場別では、米国が円環を通じて単月として過去最高を記録。中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、カナダ、フランスが6月としての過去最高となった。 市場別の人数は以下のとおり。
JNTOは、訪日外国人旅行者数2000万人に向けて観光庁が新設したマーケティング戦略本部での議論を踏まえ、今後も戦略的にプロモーションを実施するとしている。
(トラベルボイス編集部)