トリップアドバイザーは、観光庁が進める訪日旅行促進事業の一環である「平成26年度世界的な旅行サイトと連携した訪日旅行促進事業」で、トリップアドバイザーをプラットフォームとした 「Japan プロモーション」を開始した。このプロモーションはトリップアドバイザーが電通との連携で推進しているもので、2014年8月から2015年2月にかけて実施。月間約2億8000万人が訪問する世界最大の旅行サイトである トリップアドバイザーのスケールメリットを活かしながら、世界中の旅行者に日 本の魅力を訴求し、訪日の興味を拡大していく。
具体的には、訪日旅行に対する意識が高い国と地域をターゲットに、各国の興味・関心に合わせた日本の魅力を発信する特設WEB ページを展開。ページを通じて訪日への興味拡大を図っていく。ターゲットとするのは、中国、香港、台 湾、シンガポール、マレーシア、タイ、韓国、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリアの12カ国。
特設ページではトリップアドバイザー上で各ターゲットのユーザーから人気のある日本の観光名所、レストラン、ホテルを旅行者からの口コミとともに紹介。また、観光庁が制作した動画をページ上で見せるとともに、日本政府観光局(JNTO)が展開するSNSなどへの誘導も図っていく。さらに、特設ページの PRも、トリップアドバイザーの独自データをもとに訪日に興味・関心が高い層を中心にバナー露出を実施することでサイトへ誘導していきたい考えだ。
(トラベルボイス編集部)