マクロミルは、韓国、台湾、中国、タイ、アメリカの20~30代を対象に、訪日旅行に関するアンケート調査を実施した。それによると、過去3年以内にプライベートで日本を旅行した回数はタイが最も多く2.09回、次いでアメリカの2.06回、韓国の1.73回だった。訪日旅行の同行者は、各国とも「配偶者・パートナー」が最多となっているが、特に中国では68.3%でその傾向が強かった。また、アメリカでは「子どもと一緒」が29.8%で、他のアジア諸国との差がみられた。 *右図は、マクロミルによる過去3年以内の旅行回数グラフ。クリックで拡大
同行者の状況は以下のとおり。
旅行の思い出や感想の発信・伝達状況では、各国とも「家族へ話した」「友人・知人に話した」が3割程度を占めるほか、台湾・タイ・アメリカで「Facebook」が6割程度を占める一方で、韓国では25.5%、中国では27.4%とやや低めの数値となった。また、写真や動画投稿の「インスタグラム」「Youtube」利用は、タイとアメリカで多く、他国と異なる傾向となった。なお、韓国では「特に情報発信していない」との回答が22.1%となっており、5カ国のうちでは最多となっていることが分かった。
各国の情報発信状況は以下のとおり。
この調査は、2014年9月19日~26日の間、インターネット上で実施された。有効回答数は1040名で、5カ国から各208名が回答。