LCCバニラエアがオンライン流通戦略を強化、中国検索大手バイドゥ(百度)やDeNAと連携

LCCバニラエア(JW)はオンライン流通戦略を強化する。2015年2月13日に検索サービスのバイドゥ(百度)日本法人と業務提携し、OTAのDeNAトラベルとは予約システムの直接連携を開始する。

バイドゥとの業務連携は、百度グループ傘下のオンライン旅行検索サイト「Qunar.com」に、バニラエアの全路線のフライト情報を提供するもの。同サイト内の「チケット予約・購入」ボタンから公式チケット購入ページへ飛び、サイト利用者が航空券を購入できるようにする。これにより、バニラエアは中国のFIT旅行者の需要獲得を期待しており、バニラエアの国内線の利用で地方活性にも寄与できるとアピールする。

一方、DeNAトラベルとはシステム(API)接続を開始。DeNAユーザーはバニラエア専用の予約・発券端末を経由することなく、スピーディに直接バニラエアの座席を照会・予約・発券できるようになる。バニラエアでは今回の直接連携について、2013年12月20日の就航当初から築き上げた信頼関係を経て実現したと説明している。


【バニラエアとDeNAトラベルの予約システム直接連携】

vanilla

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