JTB、東北・被災地をめぐる「大人の教育旅行」を発売、国土交通省や復興庁と共同で

JTBコーポレートセールスは、2015年2月28日より東日本大震災の被災地を訪れるツアー「大人の教育旅行 in 東北 震災の記憶を辿り、東北の魅力を感じる旅」を販売した。

このツアーは観光庁・国土交通省東北地方整備局の協力、および復興庁の後援によりJTBが企画・販売するもの。「岩手コース」「宮城コース」「福島コース」の三種類を用意することで、まだ被災地を訪れていない人や再訪問する人が、東北の春を体感しながら現地を見て学ぶべきことを考えたり、復興により変わりつつある様子を見学できる内容とした。東京駅発着で料金は大人1名2万4800円からとなっている。

ツアーの概要は以下のとおり。

▼ツアー概要

• 岩手コース（2015年3月20日～21日／1泊2日、東京発着、4名一部屋利用の場合・大人1名 2万9800円）

陸前高田市にて、地上20メートルにおよぶ巨大ベルトコンベアによる大規模復興工事の様子について説明を受けながら見学。宮古市では浄土ヶ浜の三陸復興国立公園を観光、田老地区の防潮堤や震災遺構となっている「たろう観光ホテル」を見学。

• 宮城コース（2015年3月22日～23日／1泊2日、東京発着、4名一部屋利用の場合・大人1名 2万9800円）

復興が進む名取市・閖上地区、気仙沼市、南三陸町を訪問。気仙沼ではリアスアーク美術館にて震災当時の記録を見学した後、魚市場などを見学。南三陸町では南三陸道路の工事状況を見学、国土交通省東北地方整備局災害対策室からの説明も実施。

• 福島コース（2015年4月17日〜18日／1泊2日、東京発着、4名一部屋利用の場合・大人1名 2万4800円）

桜の名所「三春滝桜」や花見山公園、人気の水族館「アクアマリン福島」を見学後、スパリゾートハワイアンズを訪問。3月1日に全線開通した常磐自動車道を通過し、現地で桜の植樹の取り組み状況について話を聞くと同時に記念植樹も実施。