全国「道の駅」でWi-Fi環境を整備、接続時の特産品の通販や周辺観光案内も ―ワイヤレスゲートなど

通信事業のワイヤレスゲート社はこのほど、全国の「道の駅」での無料Wi-Fiサービス整備に着手した。2016年2月15日現在で全国24か所の道の駅に導入を完了。今後さらに全国展開を進めていく。 ※画像は道の駅のクチコミ情報サイト「みちグル」の画面

今回の事業は、全国1059におよぶ道の駅を対象にプラットフォーム整備を行うXS(エックス・エス)社と共同で行うもの。

地元の特産品販売や地域資源を活用したサービスを通じて地域活性化につなげる「道の駅」の利便性をさらに高めるため、国内外の観光客にとって付加価値となりうるWi-Fiサービスを充実させる。また、Wi-Fiサービス利用時の初期画面には、XSが運営する道の駅のクチコミサイト「みちグル」を表示し、特産品のネット販売や周辺の観光案内にもつなげていく計画としている。

なお、今回のWi-Fiサービスでは、世界に1400万以上のスポットを持つ最大のWi-Fiコミュニティサービス「FON(フォン)」を採用する。ワイヤレスゲートでは2015年より同サービスを使った商業施設の通信インフラ整備サポート事業を展開中。道の駅での取り組みは、北海道「ニセコ」に次ぐものだという。

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