リクルートライフスタイルの旅行予約サービス「じゃらんnet」は、2016年のゴールデンウイーク(2016年4月29日から5月8日まで)の国内宿泊予約状況を発表した。
それによると、国内でもっとも人気のある旅行先は北海道で、2位は東京都、3位は沖縄県。昨年と1位と2位が入れ替わる結果に。福岡県は昨年11位から8位にランクアップした。
人気旅行先ランキングと上位10都道府県は以下のとおり。
また、同社が実施したアンケートによれば、国内旅行先で前年比増加率トップとなったのは約8割増となった宮城県(増加率176%)。2位は茨城県(同164%増)、3位は愛知県(同154%増)となった。同社では宮城県の人気について、東日本大震災から5年が経過し、仙台駅のリニューアルや商業施設・観光スポットオープンが進んだことなどが要因としている。
前年比増加率ランキング上位10都道府県は以下のとおり。
なお、ゴールデンウィーク期間の旅行先は、「国内」が89.1%で「海外」が11.0%。ゴールデンウィーク期間の旅行で利用する交通手段は、「車(レンタカー含む)」が50.3%と過半数を超え、次いで「電車」(30.5%)、「新幹線」(28.8%)と続いたという。
人気旅行先ランキングは、2016年3月7日時点の予約人泊数実績をもとに前年同時期比で算出したもの。対象は、国内宿泊、ANAじゃらんパック、JALじゃらんパック、インバウンド。レジャー予約のみが対象(1室利用人数1名予約は除く)。
アンケート調査は、2016年のゴールデンウィーク期間(2016年4月29日~5月8日)における1泊以上の国内旅行に関して実施したもの。対象は全国20歳から69歳までの男女、有効回答数は600件。