九州で発生した大規模地震を受け、JTBは2016年4月19日、取り消し料の扱いやオペレーションセンターの運用状況に関する最新情報を発表した。
旅行の取り消し料について
国内旅行については、九州の空港発着のANA・JAL利用商品(5月8日出発まで)やJR利用商品、宿泊を伴う商品については取り消し料なしでキャンセルに対応。熊本県内の宿泊は5月8日まで、由布院の宿泊は4月30日まで、大分県(由布院を除く)や高千穂の宿泊は4月22日までが免除対象になるとしている。
海外旅行では、募集型企画旅行については、空港集合に至る交通機関が運休の場合に手数料なしで対応。また、被災者や被災者の同行者の取り消しについては、4月30日までに申し出があった場合に手数料を免除するとしている。そのほかの対象商品詳細や条件などは以下まで。
オペレーションセンターについて
また、オンライン予約窓口「i.JTB HTA販売センター」(熊本市中央区)での対応に関する最新情報も4月19日付で発表した。
4月19日現在では、原則として海外旅行商品(海外ツアー・エアホ・海外ダイナミックパッケージ・海外航空券・海外ホテル・現地オプショナルツアー)の電話問い合わせは、緊急対応のみに限定。電話がつながりにくくなっていることに加え、販売センターからの回答が遅れていることについて「ご不便をおかけして申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます」とのメッセージを掲載している。
なお、熊本には、JTBとヤフー等との合弁による「たびゲーター」のオペレーションデスクも存在。ここは、国内宿泊予約サイト「たびゲーター」のほか、「Yahoo!トラベル」でのJTBプラン、るるぶトラベルプラン、Yahoo!ビジネストラベル全プランを扱う拠点となっている。
オペレーションデスクは4月18日(月)より再開しているものの、メールや電話での回答に時間がかかっているとし、宿泊取り消しについてはオンラインでの手続きが可能であると説明。できる限りオンライン操作で実施してほしいと説明している。
たびゲーターのオペレーションデスクの対応については、以下「Yahoo!ブログ」で最新情報が提供されている。