博報堂生活総合研究所がこのほど発表した「2017年 ヒット予想&2016年 ヒット商品ランキング」によると、2017年のヒット予想1位は「自動運転システム搭載車」、2位は「AI(人工知能)技術」、3位が「格安スマホ」となった。
そのほか旅行・観光関連では、8位に「訪日外国人観光客」が、17位に「民泊」「空き家リノベーション」などがランクイン。男女別では、男性1位が「AI技術」、女性1位が「ネットスーパー」だった。
2017年のヒット予想トップ20は以下のとおり。
2017年のヒット予想トップ20
- 1位:自動運転システム搭載車(69.0点)
- 2位:AI(人工知能)技術(68.0点)
- 3位:格安スマホ(67.0点)
- 4位:ドローン(66.0点)
- 5位:ネットスーパー(64.0点)
- 6位:ふるさと納税(62.0点)
- 7位:電気自動車(61.0点)
- 8位:インスタグラム(60.5点)
- 8位:訪日外国人観光客(60.5点)
- 10位:仮想現実(VR)(59.5点)
- 11位:USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)(59.0点)
- 12位:暮らしの支援ロボット(58.0点)
- 13位:自動翻訳技術(57.5点)
- 14位:企業のポイントサービス(56.0点)
- 15位:イートインスペースのある店(55.5点)
- 16位:IoT(Internet of Things)(55.0点)
- 17位:空き家リノベーション(54.5点)
- 17位:民泊(54.5点)
- 19位:スーパーやコンビニのPB惣菜(54.0点)
- 19位:シニア向け家電(54.0点)
博報堂生活総合研究所では今回の結果を受け、「サンキューテック」というキーワードを提示。生活者を「補助」(自動運転システム自動車、ロボット、シニア向け家電など)したり、「代行」(ドローン、ネットスーパーなど)するほか、生活者の力を「拡張」(自動翻訳技術、AI、IoTなど)してくれるような生活者支援系テクノロジーが上位に挙がったと分析している。
なお、2016年にヒットした・話題になったものの1位は「リオ五輪」。続いて2位がポケモンGOなどの「AR(拡張現実)ゲーム」、3位が「ドローン」などとなっている。
2016年ヒット商品ランキングトップ10は以下のとおり。
2016年ヒット商品ランキングトップ10
- 1位:リオ五輪(82.5点)
- 2位:AR(拡張現実)ゲーム(ポケモンGOなど)(77.0点)
- 3位:ドローン(75.5点)
- 4位:君の名は。(74.0点)
- 5位:インスタグラム(67.0点)
- 6位:訪日外国人観光客(65.0点)
- 6位:ふるさと納税(65.0点)
- 8位:格安スマホ(63.5点)
- 9位:USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)(62.0点)
- 10位:シン・ゴジラ(61.5点)
この調査は、15歳から69歳までの男女1008名の回答の回答を分析したもの。新聞・雑誌・ウェブなどから世の中で注目されたと思われるコンテンツやできごとなどから80事例を選定し、100点満点でスコアリングをおこなった。調査時期は2016年9月30日から10月5日まで。