日本航空(JAL)の2017年1月の輸送実績によると、国際線の旅客数は前年比0.5%増の70万7092人となり、3か月連続でプラス推移となった。有効座席キロ(ASK)0.3%減に対し、有償旅客キロ(RPK)は2.3%増で、利用率は前年より2.0ポイント増の78.9%に上昇した。
旅客数を方面別でみると、前月に続き欧州線が12.1%増の4万9829人で回復傾向が続く。このほか、米大陸線が6.0%増の9万7252人、中国線が10.2%増の12万3353人。プラス推移となったのはこの3方面のみだった。ただし、旅客数が前年割れとなった方面は利用率は79.2%~83.3%となっており、全方面平均値よりも高水準となった。
国内線は、旅客数が2.5%増の253万3927人、ASKが0.9%増、RPKが2.5%増で、利用率は65.2%だった。