沖縄県の滞在型リゾート施設「カヌチャリゾート」は、施設内のヤシの木の樹木管理をカーボン・オフセットのクレジットとして活用し、このほどその効果が認められた。CO2吸収量を沖縄県に申請し、認証を得たもの。
カーボン・オフセットとは、日常生活で排出されたCO2などの温室効果ガスを他社が削減・吸収することで相殺する考え方に基づいたプロジェクト。プロジェクトへの投資が「クレジットを購入する」という意味となる。
今回クレジット申請に用いたヤシの木は、ヤエヤマヤシ717本だが、リゾート施設全体で約4000本のヤシの木を管理。同社では今後も環境循環型の取り組みを推進し、新たなリゾートのスタイル確立を目指す考え。