JAL、B787‐9に新仕様「JAL SKY SUITE」導入を7月末から、成田/クアラルンプール線で

日本航空(JAL)は2017年7月末から、ボーイング787-9型機に新仕様の「JAL SKY SUITE 787(スカイスイート787)」を導入する。成田/クアラルンプール線(JL723便、JL724)から就航を開始し、順次路線を拡大していく見通し。

新仕様の787-9型機の座席数は203席(ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー116席)。同機のビジネスクラスでは、最新のフルフラットシート「JAL SKY SUITE Ⅲ(スカイスイートスリー)」を採用。現行の787-9型機よりも席数を増やし、国際線の中・長距離路線のビジネス需要に対応する。

プレミアムエコノミークラスでは、他の「JAL SKY SUITE」機材同様の「JAL SKY PREMIUM(スカイプレミアム)」を導入。エコノミークラスは座席前後間隔を約5センチ拡張した「JAL SKY WIDER(スカイワイダー)」を採用。同社が推進する国際線「新・間隔エコノミー」の投入路線拡大につなげる。

また、他社が787型機での横9列配列を採用しているなか、JALでは引き続き横8席配列を採用しているのも特徴。そのほか、すべてのトイレに温水洗浄機能付き便座(ウォシュレット)を装備する。客室照明にはLEDを採用して、日本の四季を表現するとともに、乗客の快適な睡眠と目覚めをサポートできるよう設定。2015年から導入中の国際線機内インターネット接続サービスも提供する。

以下は、同機のビジネスクラスのイメージ。


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