ヤフー(Yahoo! JAPAN)はこのほど、地球温暖化防止に向けた「国立公園・世界自然遺産カーボン・オフセットキャンペーン」に参画した。
このキャンペーンは、環境省と経済産業省が連携して推進中のもの。2017年8月より、北海道の6つの国立公園を皮切りに実施し、その後順次全国の国立公園や世界自然遺産に拡大する計画だ。
ヤフーでは、キャンペーン事務局を通じてJ―クレジット(※)を購入。その半額が国立公園や世界自然遺産の保全活動に用いられ、残額もクレジット創出団体に還元されるという。併せて、Yahoo!ネット募金を通じたキャンペーン参加も募っていく。
※Jクレジットとは、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組みによるCO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を、「クレジット」として国が認証するもの。温室効果ガスの排出量削減や吸収量増加に取り組む団体や企業(クレジット創出団体)が排出削減量や吸収量に応じて算定された「クレジット」を売却し、それを大企業などの組織が購入することで、設備のランニングコストの低減や新たな省エネ投資につなげる。
ヤフーでは2017年6月、CSRの取り組み「UPDATE JAPAN ヤフーのCSR」として、社会課題解決事業で力を入れていく対象を発表。その対象である(1)情報技術社会の発展、(2)災害・社会課題への支援、(3)ダイバーシティの推進、(4)持続可能な社会への挑戦のうち、今回の活動は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、キャンペーンへの賛同に至った。
J-クレジット制度UPDATE JAPAN ヤフーのCSR