訪日旅行者向けアプリサービスを展開するWAmazing(ワメイジング)は、このほど総額10億円超の資金調達を実施した。
ANRI3号投資事業有限責任組合とBEENEXTをリード投資家とし、SBIインベストメント、みずほキャピタル、Sony Innovation Fund、BEENOS、オプトベンチャーズ、静岡キャピタル、エンジェル投資家の青柳直樹氏と有安伸宏氏を引受先とする第三者割当増資を実施。さらに日本政策金融公庫、みずほ銀行、静岡銀行からの融資などによるもの。
同社は2017年2月より、インバウンド旅行者向けに無料SIMカードを提供する事業を開始。連携アプリを通じて観光情報を提供、さらに8月より、国内約1万軒の宿泊予約も可能になった。無料SIMカードは15日日有効で、500MB分のデータ通信容量付き。
今回調達した資金をもとに、アプリを通じて手配できる観光商材の拡充やサービス提供対象国の拡大、無料SIMカード受取機を設置する空港の拡充などにつなげる考えを示している。