敬老の日のプレゼントはモノより「会いたい」、60代は「対象年齢でない」感覚色濃く

マクロミルは2017年9月18日の敬老の日を前に、若者層(20~30代)とシニア層(60~70代)に対する意識調査を実施した。

これによると、シニア層が今年の敬老の日に子や孫からしてほしいと思うことは、「特に何もしてもらわなくていい」が7割で圧倒的に多かった。次いで「食事会」(14%)、「一緒に過ごしたい」(12%)、「お祝いの言葉をかけてほしい」(9.6%)と続く。

一方、「旅行をプレゼントされたい」(4.1%)や「商品券・現金がほしい」(4.1%)など、モノのプレゼントの要望は5%以下と少ない。敬老の日には「旅行」をプレゼントするよりも、自らが出かけて顔を見せたり、声をかけたり電話をするのが喜ばれそうだ。

また、敬老の日を祝う対象年齢については、若者層の最多回答は「60~64歳」(22%)だったが、シニア層は「70~74歳」(32%)となり、10歳の年齢差が生じた。シニア層が「60~64歳」と答えた割合は3.6%、「65~69歳」でも8.4%と少なく、シニア層にとって60代は「敬老」の対象ではないという感覚が強いことが判明した。

なお、還暦(60歳)を迎える人を対象に行なわれた別会社の調査では、もらってうれしい還暦祝いは「旅行券」(30.3%)が最も多かった。


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