星野リゾートは、第4のブランドとして展開する都市観光ホテル「星野リゾート OMO」の客室概要を発表した。対象は、2018年4月28日にリブランドオープンする「星野リゾート OMO7旭川」と、5月9日にグランドオープンする「星野リゾート OMO5東京大塚」の客室。
OMO5 東京大塚の客室は、「YAGURA Room」。客室は19平方メートルの広さだが、定員は3名。櫓をコンセプトに、2段ベッドのような「やぐら寝台」が特徴で、建築面積が限られる都会のホテルでも、息苦しさを感じることがないように天井高や大きな窓で空間の広がりを意識した。階段や壁を有効活用し、大きな荷物を収納できる仕掛けを作ったり、バスルームは洗い場を備えた造りにしているという。
OMO7 旭川で紹介する客室は「DANRAN Room」。現在の「星野リゾート 旭川グランドホテル」からのリブランドにあわせてリノベーションした客室タイプで、広さは18平方メートル、定員2名。ベッドをソファにして使用したり、ベッド下に収納を用意するなど、広さを確保した。また、ホテルだが靴を脱いで客室に入れるようにしたり、2人で囲める「DANRANテーブル」には北海道らしさが楽しめる仕掛けもあるという。
なお、「OMO」のブランド名の後につく番号は、サービスの幅を示すもの。レストランの有無など、自社で定義した館内施設やスペックで表現する。