就職企業人気ランキング2018、文系でANAとJALがツートップ、業種別トップ10も発表 ―マイナビ・日経

マイナビと日本経済新聞社は共同で、2019年3月の大学・大学院卒予定者4万3595名による就職企業人気ランキングを発表した。それによると、文系総合ランキングの1位は2年連続で全日空(ANA)、2位は日本航空(JAL、昨年3位)だった。旅行・関連関連では、4位がJTBグループ(昨年2位)、5位がオリエンタルランド(昨年12位)、6位がエイチ・アイ・エス(HIS、昨年7位)となり今年も旅行業界が上位を多数選ばれた。理系は昨年と同じくソニーが1位、味の素が2位だった。

文系の総合ランキング100位までの観光・旅行関連企業をみると、上位5社のほか、15位にANAエアポートサービス、21位に近畿日本ツーリスト、24位に東日本旅客鉄道(JR東日本)、37位に東海旅客鉄道(JR東海)と日本旅行、47位に西日本旅客鉄道(JR西日本)、57位にPlan・Do・See、67位にANAウイングス、84位にANAセールスとミリアルリゾートホテルズ、91位にJALスカイ、93位にルートイングループ(ルートインホテルズ)、98位にリゾートトラストが入った。そのうち、ルートイングループは昨年よりも61位アップ、ANAセールスは18位アップ、日本旅行とANAウイングスは16位アップで大きく上昇した。

理系では、11位がJR東日本、21位がJR東海、23位がANA、30位がJAL、38位がオリエンタルランド、56位がJR西日本。このうち、オリエンタルランドは昨年と比較して29位アップとなった。

マイナビによると、文系・上位50社の選社理由は「やりたい仕事ができそう」(18.5%)、「安定している」(13.6%)、「業界上位である」(11.4%)などが上位に。ANAやJAL、JTBなど10位以内の旅行関連企業では、「やりたい仕事ができそう」がいずれも2割以上。また、「国際的な仕事ができる」(全体割合4%)も1~2割を占めたのが特徴だ。

文系のランキングと業種別ランキング(文系理系の総合)トップ10は以下のとおり。

2018年マイナビ大学生就職企業人気ランキング

※順位:社名(前年順位)

<総合ランキング>

文系

  • 1位:全日本空輸(ANA)(1)
  • 2位:日本航空(JAL)(3)
  • 3位:東京海上日動火災保険(5)
  • 4位:JTBグループ(2)
  • 5位:オリエンタルランド(12)
  • 6位:エイチ・アイ・エス(H.I.S.)(7)
  • 7位:ソニー(38)
  • 8位:損害保険ジャパン日本興亜(9)
  • 9位:伊藤忠商事(10)
  • 10位:資生堂(11)

<業界別ランキング>

ホテル・旅行部門

  • 1位:JTBグループ
  • 2位:エイチ・アイ・エス(H.I.S.)
  • 3位:近畿日本ツーリスト
  • 4位:日本旅行
  • 5位:Plan・Do・See
  • 6位:ANAセールス
  • 6位:ミリアルリゾートホテルズ
  • 8位:ルートイングループ(ルートインホテルズ)
  • 9位:リゾートトラスト
  • 10位:アパホテル

鉄道・航空・運輸・物流部門

  • 1位:全日本空輸(ANA)
  • 2位:日本航空(JAL)
  • 3位:東日本旅客鉄道(JR東日本)
  • 4位:ANAエアポートサービス
  • 4位:東海旅客鉄道(JR東海)
  • 6位:西日本旅客鉄道(JR西日本)
  • 7位:ANAウイングス
  • 8位:東京地下鉄(東京メトロ)
  • 9位:九州旅客鉄道(JR九州)
  • 10位:ANA成田エアポートサービス

この調査は、2018年2月1日から4月10日に実施したもの。調査対象者は2019 年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生(調査開始時点)。

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