DeNAトラベルが実施した「マタニティ旅行」に関する調査によると、妊娠経験のある人で妊娠中の旅行経験者は65%。賛否を聞いたところ、最多は「妊娠週数や行き先、泊数など条件によっては賛成」。そのうち「妊娠経験ありの女性」が過半数を超える52.8%となった一方で、「妊娠経験なしの女性」は40.1%と、10ポイント以上の差がついた。
妊娠中に旅行をした理由は、「体調が安定していた」(69.4%)に続いて、事前の準備をしっかりすれば問題ないと思った」(39.1%)、「子供が生まれたら行けないと思った」(35.4%)、「ストレス発散したかった」(16.0%)。また、「仕事の関係で仕方なく」(5.1%)との回答も含まれていた。
マタニティ旅行経験者によれば、旅行に行った時期は「6か月以上8か月未満」(44.9%)が最多、次いで、「4か月以上6か月未満」(29.3%)、「8か月以上」(15.6%)。
なお、「子供が生まれてどのくらい経ってから子連れ旅行をしてもいいと思うか」との問いへの回答をみると、女性の1位は「6か月以上1年未満」(28.5%)に対し、男性は「いつでも良い」(28.8%)との結果に。一方で、男性の2位は「2年以上」(25.9%)、女性の2位は「1年以上2年未満」(25.4%)となり、意見が分かれる結果となった。
この調査は、20歳以上の男女1371名を対象に実施したもの。調査期間は2017年12月19日から21日まで。DeNAトラベルでは今回の調査結果について、「マタニティ旅行を推奨するものでも否定するものでもない」との見解を示している。