北海道のアドベンチャー観光にJTBやJALなど15社が出資、総額4億円、アイヌ文化や自然のデジタルアート展開も

JTBは2018年5月末、阿寒アドベンチャーツーリズム社に対する追加出資を行なった。

JTBは2016年から、地域DMOのNPO阿寒観光協会まちづくり推進機構の観光地づくりに対して、DMOの戦略策定や新事業の創出、観光コンテンツの開発、プロモーション運営支援などを行なってきた。阿寒アドベンチャーツーリズムはこの流れの中で、2018年4月に地域づくりの新事業の創出と運営を担うDMCとして設立しており、JTBも発起人として出資していた。

今回の追加出資は、阿寒アドベンチャーツーリズムで行なうアドベンチャーツーリズム事業の本格稼働と、国立公園でアイヌ民族の文化と阿寒の自然や動植物との共生を体感するデジタルアートの展開を目的に行なうもの。JTBのほか、日本航空(JAL)、阿寒湖旅館出資組合、日本政策投資銀行など、道内外の民間・団体あわせて15社が出資し、総額は4億円。

なお、JTBは今回の出資を通し、阿寒エリアの持続的発展と、国策である「国立公園満喫プロジェクト」「観光立国ショーケース」の目標達成に貢献するとしている。

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