長野県・白馬エリアの外国人スキー客が45%増、過去最高の33万人超えに、オセアニア圏が好調

HAKUBA VALLEY 索道事業者プロモーションボード(HVPB)によると、長野県のスノーリゾート「HAKUBA VALLEY(ハクバ・バレー)」への2017年~2018年シーズンの総来場者数は前年比約3%増の約155万5000人。そのうち外国人スキー客は約45%増の約33万人超えとなり過去最高を記録。総来場者数の約2割が外国人を占めることがわかった。

来場者を国籍別でみると、オセアニアが最も多く過半数を占めたほか、アジア、欧州、北米の順に。豪州からの来場者増が白馬エリアの基盤を支えたほか、中国や欧州各国からの来場者拡大が顕著だった。

HVPB:報道資料より

ハクバ・バレーは、長野県大町市、白馬村、小谷村にある10のスキー場で構成される国際スキーリゾート。過去2年は記録的に雪が少なく成長が鈍化していたが、今シーズンは降雪に恵まれ、安定的に上質なパウダースノーを堪能できる環境が整ったことが奏を功した。

また、ハクバ・バレー内でICリフトチケットを使って何か所でも自由に滑走可能できる共通自動改札システム、関東・中部・関西の空港からの直通バスの増便、エリア内のスキー場移動に便利なシャトルバス、スキー場共通券を用いた利便性向上、アフタースキーを楽しめるツアーの企画といった取り組みがインバウンドスキーヤーによる人気拡大に貢献した。


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