リクルートライフスタイルは、2018年夏期(7月14日~8月31日)の国内旅行動向を発表した。同社が運営する旅行サイト「じゃらんnet」における宿泊予約状況とアンケートをもとに分析したもの。
それによると、人気の国内旅行先は、1位「北海道」、2位「沖縄」、3位「東京」で、8位までが昨年同様。今年は10位には愛知県がランクインした。前年同様にお盆期間のシェアが多く、特に8月11日の予約は昨年よりも混雑傾向にあるという。
- 1位 北海道(1位)
- 2位 沖縄県(2位)
- 3位 東京都(3位)
- 4位 静岡県(4位)
- 5位 千葉県(5位)
- 6位 大阪府(6位)
- 7位 長野県(7位)
- 8位 神奈川県(8位)
- 9位 兵庫県(10位)
- 10位 愛知県(トップ10位外)
旅行予算をみると、宿泊旅行では「5万円以上」を見込む人が26.9%で最多となり、昨年(19.2%)より7.7ポイント増と大きく伸びた。日帰り旅行の最多予算帯は1万から2万円が30.4%で、昨年の最多帯(5000円~1万円)よりも上昇。全体的に予算は増加傾向にあることが分かった。
なお、アンケートによれば、旅行先を選定する際にSNSを参考にする人(とても参考にする、参考にする、の合計)は、全体の約4割(39.7%)。年代別では20代が63.6%と最も多く、次いで、30代(50.4%)、40代(39.4%)だった。一方、実際に旅行先の写真または動画をSNSに投稿したことがある人も、20代が62.5%で最多。30代では41.6%、40代で24.8%だった。
国内宿泊動向は、じゃらんnetで国内旅行(国内宿泊、ANAじゃらんパック、JALじゃらんパック、インバウンド)の予約人泊数実績にもとづき、前年比で算出した。アンケート対象は、全国20歳から69歳までの男女2109件。調査期間は5月25日から28日まで。