観光庁は2018年12月20日、インバウンドによる地方鉄道利用促進をテーマとする有識者検討会を開催する。地方鉄道の現状に加え、沿線域外からの誘客に取り組む事業者の取り組みなどを議論するもの。
自治体と各種事業者の連携による、沿線観光資源と鉄道、二次交通を組み合わせた商品開発やプロモーション・販売の展開、駅や車内での多言語対応など受け入れ環境整備の方向性を検討する予定だ。
座長を務めるのは、東洋大学大学院国際観光学部客員教授の丁野朗氏。そのほか有識者として、エクスペディアホールディングス代表のマイケル・ダイクス氏、東洋大学国際観光学部の矢ヶ崎紀子氏、まちづくりNPOおいしいローカル線を作る会の鳥塚亮氏、EGLツアーズ主席兼執行董事の袁文英氏、ランドリーム代表の原田劉静織氏が参加する。