ナビタイム、訪日客の「夜の観光」で情報サイトを開設、居酒屋や工場夜景など外国人記者がガイド

ナビタイムジャパンは、訪日外国人旅行客の消費拡大として期待されている「ナイトタイムエコノミー」に関し、訪日客のナイトタイム観光活性化に向けた取り組みを推進する。

ナビタイムは日本政府観光局(JNTO)による官民連携事業(平成30年度ナイトタイム観光のコンテンツ化および情報発信による訪日旅行推進事業)を受託しており、本取り組みではナイトタイムやインバウンドの分野に取り組む企業とも連携。日本の夜の観光コンテンツを発掘し、各社のネットワークやノウハウ、ブランドを活用した情報発信を行なっていく。

その一環としてこのほど、訪日外国人を対象にした、ナイトタイム観光情報のウェブメディア「NOCTIVE(ノクティブ)」を開設。英国を中心に世界規模でダンスミュージック&クラブカルチャー情報を発信するメディア「mixmag」の日本版「Mixing Japan」や、フェス型クラブイベントの「ageha」、世界のエレクトロニックミュージックの紹介に特化したオンラインマガジン&コミュニティ「Resident Advisor」と連携し、ナイトタイムに楽しめる全国の観光情報を発信していく。

取り上げる内容は、居酒屋や横丁、ラーメン店などの飲食店やエンターテイメント、工場夜景や自社の夜間特別訪問などの体験コンテンツ、音楽・アミューズメント施設、季節限定のイベントなど。これらを外国人ジャーナリストやカメラマンを活用し、ガイド記事として英語で配信する。住所や営業時間などを表示したスポット情報やルート案内も提供するほか、今後はイベントや体験コンテンツのチケット販売機能も搭載する予定だ。

サイト開設を記念し、4月13日にはagehaとイベントを開催。「ageHa@STUDIO COAST」を会場に日本文化を楽しめるイベントとし、日本酒の特設ブースなどを設置する。外国籍の人は入場無料とする。


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