日本初のダイバーシティホテルが開業へ、東京・新宿区百人町に、スタッフのLGBT研修や国籍問わない外国人採用など

レジデンストーキョーは2019年夏、東京の新宿百人町に日本初のダイバーシティホテルを謳う「CEN DIVERSITY HOTEL & CAFÉ」をオープンする。

同ホテルは百人町の地名にちなみ、コンセプトを「百人百様の生き方を尊重し、人種や国籍、宗教、セクシャリティにとらわれず、すべての人に寄り添うこと」に設定。すべての人が自分らしく過ごせるホテルを目指す。

さらにバックオフィスを含め、全スタッフを対象にLGBT研修を実施。ホテルのコンセプトメイクにLGBT当事者のデザイナーを起用し、スタッフにもLGBTの就職支援マッチングを活用したLGBT当事者や、国籍を問わない外国人の積極的な採用を行なう。社会の多様性を受け入れ、多様さとともにすべての人に寄り添う運営を行なっていく。

ホテルは全44室(11~14平米)で、オープンテラス付きカフェや共用ランドリー、共用バスを設置。宿泊料金は1泊1万2000円前後とする。

今後、LGBTフレンドリーなホテルとして、LGBTフレンドリー企業合同採用イベントや、性的マイノリティが差別や偏見なく暮らせる社会を目指すイベント「東京レインボープライド2019」への参加を決定。国際ゲイ&レズビアン旅行協会(IGLTA:International Gay & Lesbian Travel Association)への加盟準備も進めている。

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