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長野県のスノーリゾート「HAKUBA VALLEY(ハクバ・バレー)」によると、2018年から2019年にかけたウィンターシーズンに来場した訪日外国人スキー客は前年比11%増の36万7000人で過去最高に。過去6年にわたって平均25%増で推移している。
来場者の国籍で最も多いのは約半数を占めるオセアニア地域。次いでアジア、欧州、北米と続いた。
現地で10スキー場を運営するHAKUBA VALLEY 索道事業者プロモーションボードは、今シーズンは降雪がやや遅く、緩やかなスタートとなったものの、上質なパウダースノーを求めて多くの外国人旅行者が来場。クチコミによる来場者やリピーターの多さも特徴的だった。また、ICリフトチケットを導入することで何か所でも自由に滑走できる共通自動改札システムや、空港バスによる直通運行の増便なども功を奏したと分析している。
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