大井川鐡道は7月14日から25日までの間、蒸気機関車「SL列車かわね路号」に代えて電気機関車(EL)が牽引する代走運転をおこなう。蒸気機関車の車両不具合が理由だ。
この間、SL急行料金(大人800円、小人400円)は不要。乗車区間の運賃だけで乗車できる(お座敷客車や展望列車は別途300円が必要)。
車内サービスはSL列車と同様に、SL専務車掌による対応や、SL列車車内限定商品の販売、車内写真撮影サービス・販売を実施。運転時間もSL列車かわね路号と同じダイヤとなる。
EL牽引列車は、昭和30~40年代には全国で利用されていたが、現在旅客列車が運行されているのは、大井川鐡道井川線の一部と黒部峡谷鉄道の内2路線のみ。今回運転する「ELかわね路号」は昭和時代に製造された電気機関車と客車を編成した。