JR東日本、筑波大学発のベンチャー企業と連携、鉄道の新たな価値創造へ

JR東日本の子会社のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)JR東日本スタートアップ社はこのほど、大学で研究された技術を社会実装する「ピクシーダテクノロジーズ」と資本業務提携を締結した。今後は両社連携のもと、大学発の先端テクノロジーをJR東日本グループの現場に実装していく。

ピクシーダストテクノロジーズは、筑波大学准教授の落合陽一氏が設立したベンチャー企業。独自の波動制御技術「HAGEN(波源)」をコアとして、デジタルファブリケーションや人工知能技術を用いたソリューションを開発。事業会社と連携して社会実装することで、さまざまな社会課題の解決を目指す。

現在、同社が開発している製品には、特定の人の耳元など空間の任意の位置に音を届ける「焦点スピーカー」や、遠隔操作や前方の車いすを認識して自動追従することが可能な電動車いすなどがある。今回のJR東日本との連携では、鉄道会社ならではの新しい価値創出を進める考え。

ピクシーダストテクノロジーズ

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