【年頭所感】アメリカン航空 アジア・太平洋地区副社長 シェーン・ホッジス氏 ―投資は継続、日本ではMICEにも注力

アメリカン航空 アジア・太平洋地区副社長 シェーン・ホッジス氏が2020年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。

ホッジス氏は、同社が過去6年間で300億ドル超という投資を行ってきたことを振り返り、2020年もアジア・太平洋地区の人材、サービス、機材へ大型投資を継続することを表明。今年3月末から始まる羽田/ダラス・フォートワース線の新路線、羽田/ロサンゼルス線の増便では、日本から米国への旅客に業界最多のメキシコ、カリブ諸国、南米への乗り継ぎ便を提供するとしている。

また、日本市場ではプレミアムレジャー分野、急成長する会議・コンベンション事業でさらなるMICE事業に注力する。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


2020年 年頭のご挨拶


明けましておめでとうございます。

2020年、アメリカン航空は、アジア・太平洋地区の人材、サービス、機材へ大型投資を継続し、さらなる躍進の一年にすることをお約束いたします。すでにアメリカン航空は、過去6年間で300億ドル超という、民間航空業界で史上最大規模の再建投資を行ってまいりました。喜ばしいことに、お客様に当社の変化を実感いただき、2019年は、Business Traveller誌アジア・太平洋版とTravel Weekly紙アジア・太平洋版より、アジアで運航する北米のベストエアラインに選出されました。

2020年も昨年に引き続き、改善に向けた手綱を緩めることなく邁進してまいります。2019年8月には、アメリカの航空会社で初となる、プレミアムエコノミーの設置を完了しました。この新しいサービスは、過去に当社のエコノミークラスをご利用いただいたお客様や、米国への長時間フライトをより快適に過ごしたいお客様から、ご好評をいただいています。

アメリカン航空は2019年、Five Starサービスの提供を新たに開始しました。本サービスのThe Private Suite内では、アメリカへ到着後、専用のTSAと税関審査を利用し、迅速にお手続きいただけるだけでなく、BLADEプライベートヘリコプターが、市街地の渋滞を避けて素早くビジネスハブへとご案内します。これら2つのサービスは、ロサンゼルス国際空港とニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港でご利用いただけます。

日本においては、羽田とロサンゼルスの直行便に、当社の大型機であるボーイング777-300ERにFlagshipTMファーストおよびビジネスを導入し、増加する法人のお客様からの季節的需要にお応えしました。また、トッププロゴルファーの小平智選手、世界を舞台にミュージシャンおよび俳優として活躍するMIYAVIとスポンサー契約を締結させていただきました。更に、世界各地でエンターテイメント、アートと多様性をサポートする先進的な企業として、アメリカン航空は3年目となる東京国際映画祭のオフィシャルパートナーを務めました。

そして今月、アメリカン航空は、日本やアジア各地より、世界最大級の家電見本市CES 2020へ参加されるお客様に向けて、成田とラスベガスをつなぐ直行便を運航。高まる需要に対応するため、今年はさらに大型のボーイング777-200型機を導入し、プレミアムシートも増席しました。過去数十年の実績に倣い、ハイテク産業でご活躍される法人のお客様に対して、他の追随を許さないサービスをご提供させていただきます。

3月末より羽田-ダラス/フォートワース線の新路線を開設し、羽田-ロサンゼルス線も増便いたします。これにより、日本航空とともにご提供しているサービスがさらに拡充されます。アメリカン航空は、満を持して、日本からアメリカにご旅行されるお客様に業界最多のメキシコ、カリブ諸国、南米への乗り継ぎ便をご提供いたします。

アメリカン航空の日本チームは、プレミアムレジャー分野に照準を当て、既に2020年度の活動に向けて飛躍を始めております。当社では大規模な投資により、地上および機内で最上級のサービスをご提供するための従業員の教育、超最新機材への刷新、そして同機材への最上級プロダクトの搭載を行っております。また、日本では会議・コンベンション事業が引き続き急成長していることから、これまで以上にMICE事業に注力してまいります。

日本チームおよび日本事業と米国におけるビジネス活動をサポートしてくれているスタッフを代表し、素晴らしきパートナーの皆様の変わらぬご支援に、心より御礼を申し上げます。この1年も、引き続きご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

アメリカン航空


アジア・太平洋地区副社長
シェーン・ホッジス

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