外務省、中国全土に「不要不急の渡航はやめてください」、WHOの緊急事態宣言で感染症危険情報を引き上げ

写真:AP通信

外務省は、2020年1月31日、新型コロナウイルスの拡大で中国湖北省を除く中国全土に対して感染症危険情報を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」に引き上げた。武漢市を含む湖北省全域は、24日に発出したレベル3である渡航中止勧告を継続している。

今回の引き上げは、世界保健機関(WHO)が1月30日(現地時間)に国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(Public Health Emergency of International Concern、PHEIC)を宣言したことをうけたもの。米国では同日、国務省が中国への渡航を最高の警戒レベルである4に引き上げて国民に対して中国に渡航しないよう勧告した。

また、マリアナ政府観光局によると、北マリアナ諸島政府は中国本土からの旅行客の一時渡航停止を決めた。空港港湾局に対して中国からの旅行客、中国から他国を経由して渡航する旅客のいずれについても、一時的に渡航停止を求めるものとしている。

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