京都・嵐山に2020年6月1日、ラグジュアリーホテル「MUNI KYOTO」がオープンする。昨秋開業した日本絵画コレクションを紹介する「福田美術館」と合わせた施設で、建築コンセプトは「唯一無二の景色」。周辺の町並みと調和できるよう、分棟配置や勾配屋根、緑のボリュームなどの建物デザインを工夫した。料理はフランス料理界の巨匠アラン・デュカス氏がプロデュースするなど、国内外の宿泊客に向けて非日常体験を提案する。
客室は全21室で、48.7~76.4平方メートル。バスルームをガラス張りにし開放感を意識したほか、全面窓から嵐山と渡月橋の景色を望める。スイスのエイジングケアを導入したスパ、ジムなども併設する。総支配人の石川眞大氏は「嵐山の大自然のなか、世界でここでしか実現できない空間・時間・体験を提供したい」などと意気込んでいる。