パソナとJTB、離島と都市部の複業人材マッチングで協業、離島の課題解決と関係人口の創出へ

パソナJOB HUBとJTBは、都市部の複業希望者と離島の事業者とのマッチングを行うサービス「島で、未来に恋しよう」の実証事業を島根県隠岐郡海士町で開始した。この事業は、離島が抱える問題を解決する離島百貨店と連携し、総務省「令和元年度予算情報信託機能活用促進事業」の一環として実施するもの。

この事業は、情報信託機能(情報銀行)の社会実装に向けて、個人情報の適切な取扱いに配慮しつつパーソナルデータの流通・活用の促進を図ることを目的する。JTBがこの事業を受託。情報信託機能を活用したサービスの運営主体となり、離島の事業者との調整やモニターツアーなどを行う。

一方、パソナ JOB HUB は「旅するようにはたらく」をコンセプトに、フリーランス支援や複業支援、 関係人口を創出するスキームを活かし、都市部の人材と離島事業者をマッチングする。

両社は、この実証事業を通じて、複業希望者と離島事業者の間で効率よくデータの流通と活用が可能な情報銀行の在り方や新しい価値の創出を検証。また、このサービスモデルを他の離島にも拡大することで、離島の人材面での課題解決と離島の関係人口創出を目指す。

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