東京都の交通サービス導入でKNT首都圏とナビタイムが連携、「東京渓谷サイクリング」実施へ

近畿日本ツーリストツーリスト首都圏(KNT首都圏)とナビタイムジャパンは、東京・西多摩地域の観光周遊のための交通手段として、シェアサイクルの有効性を検証する実証実験を実施する。

東京都と東京観光財団が委託する「多摩地域観光交通促進プロジェクト実証実験業務」を、連携して運営するもの。ドコモ・バイクシェアの協力のもと、「東京渓谷サイクリング」として、2020年2月25日から1年間、実施する。

実施にあたっては、KNT首都圏がシェアサイクル事業を運営。レンタル費用の決済をキャッシュレスとし、無人ポートのほかに事前予約が可能な有人窓口も設置。乗り捨て可能な仕組みも整え、観光客の利便性を図る。

また、ナビタイムは自転車向けナビゲーション「自転車NAVITIME」を提供。地図と音声案内で目的地まで案内するほか、走行ルートでは地域の観光団体や事業者が推奨した、渓谷沿いや畑の真ん中を走る自転車ならではのコースも用意する。

なお、事業のプロモーションは、同エリアの自治体や観光協会のほか、東京マウンテンなど地域の観光事業者、JR東日本八王子支社などと協力して行なう予定だ。

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