プリンセス・クルーズ、全客船の運航自粛を発表、新型コロナの影響で、5月11日に再開

プリンセス・クルーズは、クルーズ客船の運航を一時停止することを発表した。全世界のクルーズが対象で、運航停止期間は3月12日~5月10日までの60日間。5月11日出航のクルーズから再開する予定だ。

これについてプリンセス・クルーズは、新型コロナウイルスの世界的流行による予測不可能な状況への対応と説明。自発的に運航を一時停止することで、乗客や乗務員、および訪問国や世界のステークホルダーに対する、健康や安全のコミットメントとしている。

現在運航しているクルーズの3月17日以降の旅程については、運用要件を考慮し、乗客にとって最も便利な場所で終了する。同社では、下船地から帰宅するため旅行者の可能な限りのサポートを行なうとしている。

運航中止となるクルーズの予約については、支払額の100%を将来のクルーズに振替える対応を行なう。さらに、この措置に対するボーナスインセンティブとして、2022年5月11日までのクルーズに適用できる追加のクルーズクレジットも提供する。

なお、プリンセス・クルーズはこの件に関し、ジャン・スワーツ社長によるメッセージ動画も公開している。


みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…